今月のピックアップアーティスト 掲載日:2008/06/04
pick up artist
 
アーティスト名 加藤 さとみ
ブランド名 CherryBom&*LIMI*
お気に入り 心細そうなお顔が好き!
作家さんのHP http://www.galstown.ne.jp/4
art_others/cherrybom/
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心細そうなお顔が好きで手放せなかったベアです。
ず〜っと私の傍にいます。

ブランド名の由来
ベア製作を始めた頃、ポップな作品が好きでよく作っていたので、軽くてかわいいブランド名Cherry Bom にしたいとおもってつけました。その後、アンティーク風に加工したベアなどもつくりだし、もう1つの*LIMI*も使い出しました。*LIMI*(リミ)は私の本名・里美からつけました。
ベアを作り始めたきっかけは?
“産まれた娘のために手作りのものを”、と作ったのがはじまりです。

初期の作品です。
風船&アイスクリームも手作りしました

メイド風フリルエプロンドレスを着たベア。
ピンクのモヘヤが似合っているベアです。

文化人形をイメージしたベアです。
縮緬生地をパッチワークしたドレスを着ています。
衣装作りが大変でした。

初めて作ったベアはいつ頃でどんな作品でした?
たしか、子供のお洋服の本に載っていたのをまねて作った、花柄の綿生地のベアが最初です。お勤めを止めて、育児に専念していたので、バリエーションを変えてたくさん作ったのを覚えています。モヘヤで作り始めたのは、福岡のベアショップが主催した『ベア博覧会』で本物のテディベアに触れ、「自分のテディベアを誕生させたい!」と思ったのきっかけです。
作り始めて何年、何体ぐらいになりますか?
本格的に作家としてはじめたのは、15年ほど前です。その頃、眠る時間を割いて夢中で製作していました。だからいつも睡眠不足!(笑)
作品に対する思いやこだわり、創作のモットーなどを教えてください。
ゆっくりコツコツ型です。初心を忘れず、手を抜かず、を心がけています。お顔は気に入るまで何度でもやり直します。
創作するときにデザイン画などは書きますか?イメージはどんな感じで浮かんできますか?
独身時代に、服飾デザインの仕事をしていたので、ベアのときもデザイン画を書きます。わたしのベアには、ほとんどお洋服を着せているので、そのデザインを考えるのも楽しい時間です。お洋服のデザインが先行して、それに合わせたベアを作ることもあります。母から譲ってもらった、むか〜しの毛糸や生地なども使って製作したベアもいました・・・

ニットパンツをはいたベア。
耳も毛糸で編んで遊んでみました。

布小物

今までの作品の中で一番のお気に入りは?
何体か、どうしても手放せなかったベアたちがそわたしのそばにいますが、“一番”はなかなか決められません。どのベアも思い入れがあって・・・できることなら、里親さんのおうちを覗いてベアたちの様子をみてみたいですね!
ベア以外で現在、熱中してることはありますか?趣味・コレクションなど
昔から手芸は好きで、今もカラフルなビーズや刺繍糸、気になる生地をみつけるとこまごまと楽しんでいます。最近はビーズのアクセ、布BAG作り、ビスクドールなど楽しんでいます。子供の頃から、手芸好きな母や、叔母たちを見てきた影響があるのかなあ・・・

ビーズリング

ビーズヘヤーコーム

ペットは飼っていますか?
たれ耳の黒いうさぎ、“はな”を飼っていましたが、今年の3月、菜の花が満開な日に天国にいってしまいました。4年3ヶ月の間、いろんなことがありました。夜中に何度もケージから脱走をして、電気コードをかじってまわったり、靴や皮のソファーを噛んでぼろぼろにされたこともありました(笑)そうかと思えば、つるつるすべるフローリングが苦手なくせに、リビングから壁伝いに一生懸命わたしの部屋までやってきたりと、かわいいしぐさで癒してくれました。
好きな動物はいますか?どんなところがすきですか?
父と祖父が動物好きで子供の頃から、家にはなにかしらペットがいました。犬・金魚に亀・インコ・夜店でゲットしたひよこが立派に成長したことも。その中でも、犬は一番長く飼っていました。うさぎももちろん好きです。うさぎが、眠くて頭がカクっと傾く瞬間は人間と同じようにちょっと薄目があいたりして、かわいいですよ〜。
お誕生日・血液型・星座・家族構成などは?
12月23日生まれ A型 山羊座です。
主人と娘が一人います。家族であり、良き理解者、良き遊び仲間(笑)です。”はな”がいなくなって、ペットはいませんが娘がいつの日か独立してさびしくなったら、ペットをお迎えしようかな〜と思っています。
出身地はどちらですか?現在のお住まいは?
福岡市です。国宝の『金印』をご存知ですか?社会科の教科書に出てくるのですが(笑)・・・その『金印』が出土した“志賀島”の出身です。福岡市の地図で見ると、ゴルフクラブのような形をした小さな島です。島、といっても陸続きなのですが、亡くなった祖母から「おばあちゃんが若い頃は潮が満ちると向こう岸から向かえの船がきてたよ」と聞いたことがあります。
3年前の「福岡沖玄海地震」には本当に驚きました。震度6など体験したことがなかったし、震源地から近かったので、大きな揺れに恐ろしい思いをしました。その後も、夜、眠れない日々が続きました。実家は大きく損傷し、仮設住宅住まいも体験しました。もうあんな体験はしたくないですね。
あなたにとってテディベアとは?
テディベアのおかげで、人見知りだったわたしがイベントに参加し、べア友達ができ、たくさんの作家さん&里親さんに出会うことができました。イベントでは、接客が苦手なこともあり、なかなか思いを伝えられなかったこともありました。(ベア製作より接客は難しい!)そんな私のベアを好きになってくださり、顔を見に来てくださる里親さんには感謝・感謝です!最近はなかなかイベント参加がかないませんが、こつこつのんびりやっていこうと思っています。
5月のアーティスト、岡本 和佳子さんからの質問です。
顔を作るときに、ディレクション(=こんな感じにしたい)と不確定要素(=そんな感じに自然となった)が有ると思うのですが、完成したお顔は、どれくらいディレクションに近くなりますでしょうか?ベアの顔には制作時間のうち何%くらいを使われますでしょうか?
できるだけ100%にしたいと思っています。デザイン画を書いた段階で、それを目標にします。ですからグラスアイひとつにしても何度も位置を替えてシュミレーションしますし、鼻の刺繍も気に入らなければ何度も解いてやり直します。以前、アンティーク感をだすためにやりすぎて、鼻先や手足裏のスエードが破けてしまったこともありました・・それでも、どうしても完成した顔が気に入らないときは、間をあけて、数日後に再度チャレンジします。冷静にちょっと引いて見てみる事も大事だとおもいます。
 
加藤 さとみさんは最近イベントなどに出展されていないので、作品を見かけることは少ないですが、制作暦15年のベテランの作家さんです。ちょっと心細げな幼い子供のような愛らしい表情で、アンティーク風のものからポップなものまで作品も幅広く、以前、服飾デザインの仕事をしていただけあって素敵な作品が多いです。只今、当店に作品がございますのでショッピングページをご覧下さい。