今月のピックアップアーティスト 掲載日:2016/07/06
作家さんのご紹介

本人画像

 

名 前
坂井 雅人
 
ブランド
雅太郎玩具店
 
お気に入り
最初に製作した
「クマくん」
 
作家さんのホームページ
 

最初に製作した「クマくん」

作家さんに聞きました

Q ブランド名の意味・由来について教えて下さい。
A 子供の頃からキャラクターが好きだったのですが、たとえば怪獣カードの隅に(C)円谷プロとか書いてあるのがなんだろうとか思っていました。それとペンネームとか別名を自分につけるのがマイブームで「雅太郎」としていました。なのでイラストとか描いていた下に(C)MASATAROとかサインしていた訳です。持ち物とかもカスタムしたときはこのブランド名をつけていました。将来、好きだった模型屋さんになって「雅太郎模型店」って名前にしようとかも考えていたくらいです。自営をはじめるとき屋号を迷ったのですが子供の頃考えていた名前を採用しました。良くいえば初志貫徹、まあ思考が成長していないのかもしれません。変な名前なので会社名で呼ばれると、いまだに恥ずかしかったりします。いけませんね。
Q ベアを作り始めたきっかけは?
A 工作が大好きで前からプラモデルなどを作っていたのですが、家庭科の手芸も得意でした。近所の友達のお姉さんが作ったフェルトマスコットに影響を受け得て自分でも作ったりしていたのですが、最近作ろうとしたものがぬいぐるみで作ったら良さそうだったので久しぶりに作り方を調べました。いろいろ勉強していくうちにテディベアのことを知り、その歴史や製作方法、フェスやマーケットの存在など、興味を持ちました。作家さんの個展にお邪魔して作り方を教えてもらったり、本を買って調べたり、ショップにうかがったり、独学でオリジナルを作り始めたのですが、初めてのことばかりだったのでワクワクなことばかりでした。
Q 初めて作ったベアはいつごろでどんな作品でしたか?
A キチンとモヘアで作ったのは、最初からオリジナル型紙で作ったコロンとしたベアでした。調べて材料を揃えたりしたのですが、高価な生地で作る緊張感は今でもあります。自分なりに工夫もしたのですが、改良点ばかりが目立つものに仕上がりました。


企画展 出展作品「石猿」

Animal展 Ritti ZOO 出展作品「ゾーさん」

Q 作り始めて何年、何体ぐらいになりますか?
A 2010年に作り始めて、フェスなどで出展するようになったのは2013年からです。
テディベア様式作品には通し番号がついているので2016年5月現在でまだ38体です。
Q 作品に対する思いやこだわり、創作のモットーなどを教えて下さい。
A いままでは基本を学んでいる作り方でしたが、今後は自由な発想で材料などこだわらずに製作していきたいです。また皆様に笑顔がいただけるような子が出来たら良いですね。
Q 制作するときにデザイン画などは書きますか?イメージはどんな感じで浮かんできますか?
A デザイン画やイメージを考えてはいますが、作っていきながらベアが勝手に出来上がっていく感じです。
性格も自然に生まれてくるようで、最初の構想と違ってくることもあります。
Q どんな環境でベア作りをされていますか?音楽を聴いたりしますか?
A テレビをつけていると観たりするので、ラジオを聞くようにしました。テレビでやっていたコトなど作品に影響したりもしますね。チワワが出てくると、それっぽい顔に仕上がったり。集中すると聞こえなくなるので、どおでもよくなったりします。

Q いままでの作品の中で一番のお気に入りは?
A それぞれ大好きです。おウチが決まっていなくなると、出店していながら毎回ちょっぴり寂しくなります。
Q 好きな作家さんや目標、憧れの作家さんはいらっしゃいますか?
A まだまだ修行中なので、どの作品も参考になり勉強させていただいています。
Q ベア以外で現在、熱中していることはありますか?趣味・コレクションなど
A 相変わらずプラモデルはたまに製作していますが趣味なので完成しません。
最近はレゴの建物シリーズが気になっています。
浅く広く、ベアの小物を作る時に必要になってくるもの(マフラーなどの編み物やカバンの作り方とか)調べると新たな発見があって面白いです。
Q ペットは飼っていますか?(ペット自慢)
A 今は飼っていません。ペットというよりも同居人という感覚だったでしょうか。

フェスの様子1


フェスの様子2

Q 好きな動物はいますか?どんなところが好きですか?(ペット以外でも)
A 動物全般好きです。それぞれの性格や思っていることなんか想像してみたりしています。
Q ご自身の性格について、長所は?短所は?
A 製作については短距離ランナータイプかもしれません。せっかちな製作でしょうか。
ずっと同じことができない性格かも。
Q 今後の活動やベアに出会える場所を教えて下さい。
A お客さまとお話できるフェスを中心に、企画展に参加させていただいています。
詳しくはブログやTwitterをご覧ください。


俺の造形展 出展作品「オニちゃん」

テディベアタイプ ブーズカ


製作した子たち


気になっているレゴ
Q あなたにとってテディベアとは?
A 子供や仲間を生み出している感じでしょうか。それで笑顔がいただけたら幸せなことです。
これからも企画展やフェスに参加していきますので、皆様のご来場おまちしております。
Q 6月のアーティスト、三木 恵さんからの質問です。
坂井さん、恵比寿のイベントでは毎年お隣のテーブルでお世話になっております!ご質問です。作品を作るにあたって、ご自身がいちばん楽しいと思われるのはどのような工程でしょうか。
A こちらこそお世話になりっぱなしです。
楽しいのは、次の子はどんな感じにしようか考えているときが一番かなと思っていましたがアタマが完成したときにテンションが上がりますね。生まれた!って感覚です。
またフェスでお会いしましょう。

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